デビュー期(2020年)王道ホワイトの鮮烈
2020年1月、Snow Manはシングル『D.D.』でCDデビュー。
白とシルバーを基調にしたジャケットスタイルは、ラインストーンやラメが光を反射し、テレビやMVでの映え方は抜群。
全員が同じデザインを着用し、統一感とグループ感を重視した王道ジャニーズスタイルが印象的でした。
2021年〜個性を色で切り分ける差し色期
2021年の『Grandeur』では、黒をベースに赤やゴールドを差し色にした衣装が登場。
ジャケットのカットや装飾がメンバーごとに異なり、個性を引き立てる方向へシフトしました。
この頃からInstagram公式でも衣装の細部が分かるオフショットが増え、ファンの間で「推しの衣装研究」が盛んに。
2022年〜ストリート導入と生活圏の距離感
2022年の『ブラザービート』では、スニーカーやキャップなど日常的なアイテムを取り入れたカジュアルな衣装が採用されました。
舞台衣装と私服の中間のような空気感で、MVのストーリー性やキャラクター性とシンクロ。
親しみやすさと動きやすさを兼ね備えたデザインは、ライブでも高い評価を得ました。
2023年〜コンセプト駆動の物語衣装
2023年の『タペストリー』では、淡いブルーやグレーのロングコートを採用し、楽曲の切なさや叙情性を表現。
照明との相性が抜群で、動くたびに生地が揺れ、楽曲の世界観を視覚的に補強しました。
一方で音楽番組ではハイファッション寄りの造形も増え、衣装そのものが演出の一部として機能するようになりました。
2024年〜ハイブランド混在の編集美
2024年は海外ブランドのアイテムをミックスし、グループ衣装を編集するフェーズへ。
素材のコントラストや色温度の統一など、細部まで計算されたデザインで、ステージ全体の一体感を保ちながら個性を際立たせました。
この時期の衣装は、ファッション誌でも特集が組まれるほど注目を集めました。
2025年『Snow Man Asia Tour 2025』最新衣装
最新ツアーでは、楽曲ごとに大胆な衣装チェンジが行われました。
- オープニング:黒×ゴールドのジャケットにレザーアクセントを加えた力強いデザイン。
- バラード:白を基調にしたロングシャツとワイドパンツで柔らかさを演出。
- アンコール:ツアーロゴ入りのカラフルなパーカーでカジュアルダウンし、ファンとの距離を縮めました。
メンバー別・衣装が映える瞬間
- 岩本照:肩と背中で魅せるジャケットライン。
- ラウール:ロング丈×ハイウエストで脚線美を強調。
- 渡辺翔太:光沢素材で透明感を引き立てる。
- 目黒蓮:黒の面積を増やすことで彫像的な印象に。
- 深澤辰哉:襟や袖口の遊びでMCとパフォーマンスの切り替えを演出。
- 阿部亮平:シャツのボタン間隔まで美しいミドルフィット。
- 宮舘涼太:ベルベットやシルクで貴族的な雰囲気を完成。
- 佐久間大介:軽量素材でジャンプの滞空を強調。
- 向井康二:暖色やデニム要素で親しみと色気を両立。
衣装が語るSnow Manの進化
デビュー当初の統一感重視から、個性を活かしたデザイン、そして楽曲やコンセプトに合わせた多様なスタイルへ。
Snow Manの衣装は、単なる舞台衣装ではなく、楽曲の世界観やメンバーの成長を映す物語そのものです。
今後も新曲やツアーごとに、どんな衣装で驚かせてくれるのか、その進化から目が離せません。
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